IPOマーケットを取り巻く反社会勢力の罠 7 | IPOベンチャー今昔物語

IPOマーケットを取り巻く反社会勢力の罠 7

この資本政策を作るにあたって、必要な資料があります。


①事業計画及び資金計画

②株主名簿(現在の)

③将来の株主構成案

④3期分の納税申告所一式


最低でもこれだけの物が必要になります。


①はこれに従ってどの時期に幾ら資金が必要かを決めます。

②と③は今の株主構成と将来の株主構成を比較して、資金調達スキームを考えます。

④は①と組み合わせて株価算定を行います。



ベンチャーキャピタリストは発行会社のニーズを満たすように株式公開までの資本政策を作り、その中で自分達がどの位のシェア取って最終的に株式公開時の株価までを予測して、幾ら利益を出すかを算出します。

そしてIRR(内部投資収益率:投資した金額に対して、どのくらい分配金が戻ってきたのか、分配金を現在価値に引き直して複利計算し、その結果を年率で表示する。)を計算して、資本政策を固めていきます。

さて、資本政策に興味が湧いた方はこちらからサンプルがありますので、ご自由にご覧ください。

http://www.adventurespace.net/shihonseisaku.xls