IPOマーケットを取り巻く反社会勢力の罠 5 | IPOベンチャー今昔物語

IPOマーケットを取り巻く反社会勢力の罠 5

翌日、島村社長より電話があり、話があるので会社に来て欲しいと言われました。

会社へ駆けつけると、第一声、株式公開を目指して資本政策を始める。君のところに全て任せたいとのことでした。

飛び上がって喜びたいところをぐっと抑え、資本政策の策定から投資までの流れを伝え、ベンチャーキャピタル側でも審査があり、それに合格する必要がある旨を話しました。

私は早速、スケジューリングを行い、社内の審査部の訪問、監査法人によるショートレビュー(短期調査)、当社社長の訪問というスケジュールを組み、同時並行で資本政策の策定に入りました。