「メッツ 後編」 | IPOベンチャー今昔物語

「メッツ 後編」


さて、既存のビジネスを捨て、ダイレクト販売に出たメッツ永田社長。
しかし今までのビジネスは全て捨てての展開はリスクが高すぎたようでした。
業績は急落
それまでの既存流通をまったく切り捨てたのは、さすがに乱暴だった様です。

その後、不動産業者と組んだ監視カメラのビジネスで業績は復活、永田社長は
会長職に。

さて、ここからがポイントなのですが、元々業務提携先であった不動産会社
(売り上げ2億円程度の会社)に何と10億円の長期貸付をしたかと思うと、
いきなり100%子会社化。
その貸付額も30億近くに増え、それらは不動産投資へと形を変えています。

それまで会社に潤沢にあった資金はすべてこちらに流れ、本体にはほとんど残っていません。

今はこの会社は何をやっている会社なんでしょうか?

これも永田会長の戦略なのでしょうか?
今後が注目されます。


株道