「セラーテムテクノロジー 前編」 | IPOベンチャー今昔物語

「セラーテムテクノロジー 前編」

この会社は独自の画像フォーマットを開発し、世界で認められた会社です。
どれだけ拡大しても、画質が落ちないという画期的な「VFZ」という
フォーマットで、なんと!ルーブル美術館のデジタルアーカイブに採用された
日本発のデファクトスタンダードの技術です。

私がこの会社の新藤(元)社長とお会いしたのは、まだ社名がデジタル
パブリッシングジャパンと言う社名の頃でした。
開発者の社長さんで、優しい感じの関西弁を使われる方でした。

上場した後、株価も恐ろしいほどの上昇をしました。
しかし、この株価にセラーテムは押しつぶされました。
株価は企業の将来性を先取りするものですが、それに見合った成長をするのは
生半可なことでは有りません。

幾ら凄い技術を持ったセラーテムだからといって、株価に見合った急成長は
簡単な物では有りませんでした・・・。(続く)


株道