「メッツ 前編」 | IPOベンチャー今昔物語

「メッツ 前編」

マザーズに上場しているメッツ。
元々は「筆自慢」や「G.CREW」「PaintShop」といったパッケージソフトの開発
販売会社でした。
これらのソフトは安価で高機能が売りで、業績も順調に伸ばしていました。

社長の永田社長は見た目はロックミュージシャンのようなロングヘアーで、
ハーレー
に跨って出社という方でした。
しかし、ビジネスで出来た借金を、仕事が終わった後、バーテンをして稼いだ
りその風貌とは違って非常に苦労人。

そのかいあって、マザーズに上場を果たしました。

ここで、永田社長はビジネスモデルを方向転換し、パッケージソフトの販売を
全てインターネット上からのダウンロード販売に切替ました。

時代を先取りしたのと、自社開発のソフトウェアの付加価値が下がることを見
越して、コストカットをする戦略にでたのです。(・・・続く)


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